小論文(800~2000文字程度)に含まれる名詞、動詞、助詞、助動詞などの11品詞に分解する形態素分析を用い、各品詞の出現頻度を大量の社説等の出現頻度と照らし合わせ、文章診断と採点を行う小論文高速自動採点クラウドサービスの評価を行った。複数回の学生アンケートによれば、サービスの有効性の5段階評価において「評価5:とても有効」と「評価4:有効」の合算割合は64%~83%であり、被験者の多くが本サービスによる文章力向上の効果を高い率で実感できることが分かった。高等教育における本サービスの有効性が高い確度で検証された。
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