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2022 年度 研究成果報告書

画像解析と人間の常識知識に基づく画像認識システム

研究課題

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研究課題/領域番号 16K00311
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 知能情報学
研究機関同志社大学

研究代表者

渡部 広一  同志社大学, 理工学部, 教授 (90201251)

研究分担者 芋野 美紗子  大同大学, 情報学部, 講師 (20735138)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2023-03-31
キーワードイラスト化画像 / CNN / 概念ベース / 常識知識
研究成果の概要

畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を用いた実物体画像およびイラスト画像の認識手法を提案した.CNNの問題点としては,大量の適切な画像を準備する必要があることであるが,本研究では,十分な量のイラスト画像を準備する代わりに,実画像に輪郭処理・減色処理等を行うことで大量のイラスト画像を自動生成する手法を提案した.また未学習物体についても出力結果に閾値を設けることで未学習物体であると出力することが可能となった.つまり,人間と同様に知らない物体は,「知らない」と答えるのである.

自由記述の分野

知能情報学

研究成果の学術的意義や社会的意義

現代は至るところにカメラが存在し画像が存在する.その画像に写っているモノを人間と同様に認識できれば,現在主に人が自分の目で行っている作業を大幅に減らすことができる.また,ロボットの目にこの画像認識機能を搭載することで,ロボットが自分の周りをより正確に認識・理解することが出来,人と自然なコミュニケーションが可能となり,より人にフレンドリーで使いやすいロボット,すなわち,人に優しいインタフェースを持つ機械や製品の開発に貢献できる.そして学術面では,ニューラルネットや機械学習などに加えて,言語処理の分野の連想技術を拡張・応用することで,人工知能研究のさらなる進展が期待できる.

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公開日: 2024-01-30  

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