本研究ではビヘイビアアプローチに注目し,運動データから制御手法を探索することにした.そこで本研究では,ロボットのセンサ・アクチュエータデータの特徴量を導出・分析し,それぞれの特徴量が歩行運動に与える役割を調査した.開発した多点的な運動データを取得可能な四脚ロボットを用いて,運動のデータをオンラインで取得した.そして,自己符号化器を用いて特徴量を抽出し,運動データを3つまたは,4つの特徴に分解した.また,一つの運動データから異なる複数の歩容パターンが抽出されることを見出した.この結果は,ハードウェアを介した運動データが様々運動パターンから成り立っていることを示唆している.
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