本研究「多施設統合退院サマリーデータベースの臨床応用」は、連携研究者の所属する千葉大学病院、聖路加国際病院、高知大学病院、長崎大学病院、大阪大学病院、香川大学病院,群馬大学病院の7施設から約35万例の退院サマリーを収集して、千葉大学で開発したテキストマイニング技法を用いて解析することで、共通の文書ベクトル空間を持つ大規模なテキストデータベースの構築を行い、施設や疾患による属性の違いを検証した。また、構築したデータベースを用いて、自動疾患判定や類似症例の検索などの応用アプリケーションを開発し、千葉大学において試用を行った。
|