研究課題/領域番号 |
16K00636
|
研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
大藪 崇司 兵庫県立大学, 緑環境景観マネジメント研究科, 准教授 (70423902)
|
研究分担者 |
岡田 準人 大阪産業大学, デザイン工学部, 講師 (20512502)
福井 亘 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (60399128)
|
研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
|
キーワード | ユーカリ植林 / ケニア / 半乾燥地 / 植林管理 / 分布適地 / 共同ワークショップ |
研究実績の概要 |
ケニア半乾燥地でのユーカリ植林を支援する分布適地モデル構築と適正管理法に関する研究について調査および共同ワークショップを実施するため、平成30年8月26日から平成30年9月13日にかけてケニア共和国へ渡航した。本研究は、ケニア内陸部から海岸部にかけて拡がる半乾燥地で農家が整備したユーカリ植林地において、樹木の生長と植林管理している農家へのヒアリングを行うことで、植林木の生長経過や植林密度との関係についての評価解析を行い、ユーカリがケニアのどの地域で植林可能であるかを示す分布適地地図を作成し、農家の植林木の維持管理に資する情報の提供を目的として実施した。 今回の渡航では、これまでの調査結果を現地の農家等に提供するための共同ワークショップ開催と追加データの取得を目的とした。 ケニア到着後、現地カウンターパートのJohn B. M. Njoroge准教授(ジョモ・ケニヤッタ農工大学)と合流し、同日中にVoiへ移動した。翌日VoiからKilifiへ移動し、調査打ち合わせを行った。8月30日、Kaloleniにおいて、現地ワークショップ会場の確認と、現地の協力者との打ち合わせを行った。8月31日は、Jaribuni周辺において、9月1日は、Chasimba周辺において、Community Volunteerの案内を受けながら、植林地を管理する農家へのヒアリング調査を行った。9月2日は、ワークショップの準備を行った。9月3日は、Kaloleniにおいて、農家やCommunity Reader、Community Volunteer等を20名を招いて共同ワークショップを実施した。9月6日~9月14日は、ジョモ・ケニヤッタ農工大学を訪問し、John B. M. Njoroge准教授と共に次年度調査の打ち合わせと、同大学内にあるJICA事務所を訪問しJICA専門家と意見交換を行った。
|