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2018 年度 研究成果報告書

分子レゴブロックを基盤とする高分子のケミカルリサイクルシステムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K00659
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 持続可能システム
研究機関東京都市大学

研究代表者

岩村 武  東京都市大学, 工学部, 准教授 (10416208)

研究分担者 塩月 雅士  東京都市大学, 工学部, 准教授 (30362453)
研究協力者 髙崎 雅登  
元木 駿作  
橋本 周大  
岩田 和真  
常盤 雄大  
長田 直樹  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード分子レゴブロック / ケミカルリサイクル / 高分子合成 / 重合 / 解重合 / トリフェニルイミダゾール / ヘキサアリールビスイミダゾール / Diels-Alder反応
研究成果の概要

可視光や圧力などの外部刺激により可逆的に変換できるヘキサアリールビスイミダゾールやDiels-Alder反応によって生成する骨格に着目し、可逆的に変換可能な共有結合が形成できる部位を分子内に複数導入した様々な分子レゴブロックを合成した。得られた分子レゴブロックの重合挙動を検討することに加え、分子レゴブロック高分子の解重合反応挙動についても詳細に検討した。その結果、比較的良好な解重合性を有することが明らかになり、ケミカルリサイクルの可能性が示唆された。

自由記述の分野

高分子化学、有機化学、環境材料

研究成果の学術的意義や社会的意義

分子レゴブロックという概念を利用したポリマーは、比較的高いリサイクル性を有することが明らかになったことからケミカルリサイクルに有効な手法になりうると期待される。このことは、高分子化学や環境科学の分野に有用な知見をもたらすことに加え、廃棄物処理の負荷低減、環境保全、温室効果ガスの排出抑制、循環型社会の構築に意義があると考えられる。

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公開日: 2020-03-30  

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