効率的かつ確実に操作方法や組織の活動パターンを学習するために必要な情報は課題の内容に応じて「(あの時は)こうした・こうだった」というソース・モニタリング機能と「(たぶん)こうすれば,(きっと)こうなる」というアウトプット・モニタリング機能に分けて呈示する必要がある. 本研究はこの情報の呈示が『良いエクスペリエンス』となるタイミングや方法について実験的に検討し,ソース・モニタリング機能に関する情報は経時的に,アウトプット・モニタリング機能に関する情報は学習時に強く提示することが効果的なパフォーマンスにつながる『良いエクスペリエンス』になる可能性が考察された.
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