研究課題/領域番号 |
16K00721
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研究機関 | 武蔵野美術大学 |
研究代表者 |
小林 昭世 武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (10231317)
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研究分担者 |
古堅 真彦 武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (10254591)
寺山 祐策 武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (60163929)
圓山 憲子 武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (80147008)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 視覚化 / ダイアグラム / デザイン科学 / 色彩文化 / デザイン史 |
研究実績の概要 |
小林昭世は、2019年には視覚化研究に関する、以下のデザイン理論・方法論、デザイン史研究を行なった。 視覚化の理論研究として、著書『デザイン科学事典』共著(2019.11)丸善書店。『デザインに哲学は必要か』共著(2019.3)武蔵野美術大学出版局。論文、「A practice of information processing by rearranging matrix of Jacques Bertin」共著(2019.7)International Cartographic Association vol.1 No.128。研究報告・パネルディスカッション、「デザイン科学の構成」パネルディスカッション、2019.6、日本デザイン学会春季大会、名古屋市立大学。「タイムアクシスデザイン」パネルディスカッション、2019.11、Designシンポジウム、慶應義塾大学。 視覚化の応用、実例分析として、「日本江戸時代の色彩意識」単著(2019.7) 2019中国伝統色学術年会論文集、中国芸術研究院美術研究所主催の招待論文。「飛鳥・奈良時代の色彩意識を捉える枠組み」単著、2020.3、武蔵野美術大学研究紀要50、研究報告。「多様な統合の姿」、2019.11、講演、「Fusion, Exhibition of Visual Art Designs in Asia 2019」、天津美術学院。「バウハウス100周年シンポジウム」(2019.12)シンポジウム、日本デザインセンター。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究はほぼ計画通りに進んでいるが、なお以下の点を補う必要があるので、研究期間を延長したい。(1)ドイツのワイマールとデッサウにおけるバウハウスの20世紀初頭デザインの視覚化資料収集と、bauhaus100のプロジェクト関係者と2020年3月に研究打ち合わせをする予定であったが、コロナ禍のため、渡航ができなくなった。これを2020年度に行いたい。(2)研究成果を2020年6月開催の日本デザイン学会で公表する予定であったが、この会議が中止となったため、2020年6月開催の韓国基礎造形学会(KSBDS)国際シンポジウムの基調講演にて報告する。
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今後の研究の推進方策 |
研究はほぼ計画通りに進んでいるが、なお以下の点を補う必要があるので、研究期間を延長したい。(1)ドイツのワイマールとデッサウにおけるバウハウスの20世紀初頭デザインの視覚化資料収集と、bauhaus100のプロジェクト関係者と2020年3月に研究打ち合わせをする予定であったが、コロナ禍のため、渡航ができなくなった。これを2020年度に行いたい。2020年度中に渡航できない場合、打ち合わせのみ遠隔で行う。(2)研究成果を2020年6月開催の日本デザイン学会で公表する予定であったが、この会議が中止となったため、2020年6月開催の韓国基礎造形学会(KSBDS)国際シンポジウムの基調講演にて報告する。この会議は遠隔による会議で開催の予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
2020年3月に予定していたワイマール、デッサウ(ドイツ)での研究打ち合わせとバウハウスにおける20世紀初頭の視覚化に関する資料収集が、コロナによる出国入国制限のため、実施できなくなったため、この旅費等の支出ができなくなった。この出張は2020年度中に計画している。
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