(1)家庭科における小中連携・一貫教育の実態として、小中学校の5年間を見通した計画の検討などが十分に行われていないことや打ち合わせの効率化が必要であることなどが明らかになった。 (2)小中連携を推進するための児童・生徒用「ポートフォリオ型ワークシート」及び小中高校の指導事項を一覧できる授業者用「指導記録用紙」の開発を行った。 (3)「ポートフォリオ型ワークシート」を活用した授業を実践し、分析した結果、小学校での学習内容の定着状況の把握や、“指導した”とする内容と“学んだ”とする内容とのズレの把握・修正が可能になるなどの有効性が示された。
|