高齢者生活支援ロボットとして特に見守りロボットに関する技術の研究を行った。高齢者を見守るには高齢者の認識、高齢者への追従が必要である。また施設などの大部屋での高齢者見守りのため歩容認証(歩き方による人物認証)の研究を行った。 追従機能についてはSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術を用いて部屋の地図を作るとともに、人物を認識、人物までの距離を計測する機能を開発した。 歩容認証機能についてはRGB-D(色及び深度)センサを用いて人の骨格検出を行い、従来難しかった自由に歩いている人の認識においても認識率を91%とすることが出来た。
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