研究課題/領域番号 |
16K01113
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
永松 利文 鳥取大学, 教育支援・国際交流推進機構, 教授 (30300198)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 欧州 / 遠隔教育 / MBA |
研究実績の概要 |
欧州のMBA遠隔教育はその需要が急速に高まっている。例えば、スペインのIE Business SchoolやイギリスのImperial College Business School、オランダのMaastricht School of Management、スイスのIMD Business School、フランスのINSEAD、スウェーデンのStockholm School of Economicsなど、多くの欧州のトップビジネススクールが、遠隔教育プログラムを提供している。一方、遠隔教育プログラムは、対面授業と比較して、実習やグループワークなどの実践学習の機会が限られるため、学生にとっては追加の自己学習が必要になる。また、MBAプログラムは、人脈を築くことができる貴重な機会でもあるが、遠隔教育プログラムでは、その機会が限られるという問題もある。上記のMBA遠隔教育プログラムから幾つか抜粋し、概略を述べる。Imperial College Business Schoolは、世界的に有名なイギリスのImperial College Londonの一組織であり、専門的なMBA教育を提供しており、遠隔教育にも力を入れている。Imperial College Business Schoolでは、オンラインで提供されるさまざまな遠隔教育プログラムがあり、オンラインMBAプログラムである<Global Online MBA>や、オンラインで提供される<MSc Business Analytics>などがある。INSEADは、フランス、シンガポール、アブダビにキャンパスを持つ世界的に有名なビジネススクールである。またINSEADは、高度なMBA教育プログラムを提供することで知られており、遠隔教育にも注力している。INSEADでは、オンラインで提供されるさまざまな遠隔教育プログラムがあり、オンラインMBAプログラムである<Global Executive MBA>や、<Master in Management Online>などがある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
パンデミックのため欧州現地調査を中止したことにより遅滞が生じている。
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今後の研究の推進方策 |
欧州での現地調査が必要であり、感染症の動向また、政府や所属機関の海外渡航方針に基づき、海外調査を実施するか判断する。海外調査が実施不可能な場合、代替措置として国内の有識者への聞き取りやオンラインを活用するなど計画している。
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次年度使用額が生じた理由 |
パンデミックにより海外調査を実施できなかったため、海外渡航方針(政府、大学)に基づき、実施するか判断し、実施できない場合は、国内有識者への調査などに切り替える計画。
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