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2018 年度 研究成果報告書

インタラクティブな電子書籍の開発とLMSを活用した物理教育

研究課題

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研究課題/領域番号 16K01155
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教育工学
研究機関広島商船高等専門学校

研究代表者

藤原 滋泰  広島商船高等専門学校, 一般教科, 准教授 (20390495)

研究協力者 瀧口 三千弘  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード電子書籍 / LMS / 微分積分と力学 / 物理教育 / 視覚的な理解 / e-ラーニング / アクティブラーニング / 学習到達度試験
研究成果の概要

ICTを用いた効果的な物理教育について以下の研究を推進した。①微分積分と力学についての、計算の図解を多用したインタラクティブな電子書籍を開発し、視覚的に分かり易い学習を行った。②電子書籍のインタラクティブな機能を活用させることで、アクティブラーニングを促進した。③電子書籍での学習に連携してLMSを活用し、概念理解の確認と解析力のチェックの為のオンラインテストを実施した。
研究期間全体を通して、アンケートでは、約62-73%の学生達が電子書籍は役立ったと回答し、オンラインテストについても約55-69%の学生達が役立ったと回答した。高専の学習到達度試験の結果についても、全体的に成績が向上した。

自由記述の分野

教育工学、物理教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で開発した、微分積分と力学の電子書籍は、Blackboard(https://bb.kosen-ac.jp)のホームページと当校の教員紹介の個人ホームページ(http://www.hiroshima-cmt.ac.jp/faculty/ippan/007.html)より配信中であり、物理の基礎を学ぶ学生達に広く活用してもらうことが出来る。更に、本研究に関する論文などから、電子書籍とLMSを活用した学生の「主体的な学び」の先行事例としても社会的に参照されるであろう。
また、物理量の理解を深めるのに、電子書籍のギャラリー機能を用いて視覚的な認知を高める本研究の手法は、学術的にも意義深い。

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公開日: 2020-03-30  

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