学術面では、半球のドームスクリーンに投影するドーム映像とヘッドマウントディスプレイで視聴する全球のVR映像を比較した結果、同じ映像でも注視行動が大きく違うこと、また、そこから感じる映像的効果にも大きな差があることが明らかになった。また、社会的には、本研究の成果が内閣府の「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた科学技術イノベーションの取組に関するタスクフォース」の9つのプロジェクトの1つPJ⑧「新・超臨場体験映像システム」に採用されるなど、オリンピック後のレガシーの1つとして期待されている。
|