研究課題/領域番号 |
16K01250
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
佐賀 亮介 大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 准教授 (10509178)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
キーワード | 情報可視化 / ネットワーク可視化 / 知識 |
研究実績の概要 |
本研究では複合グラフと呼ばれる、様々な属性を内包したグラフに対して、以下の問題提起を行った。 問題1. 従来のネットワークの描画法が必ずしも適したものではない 問題2. 定量的な可視化評価指標がない 問題3. 大量ノード・エッジの縮約・要約が困難である そして、これらの問題を解決するために、実施計画に従い本年では問題2について主に取り組んだ。具体的には、定量的な可視化指標を、可視化の前後における面積変動や圧縮率に基づいて定量化し、提案した。これらの成果は、EuroVis2016、HCII2016で報告されている。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
計画書通り、評価指標を開発できた
|
今後の研究の推進方策 |
実施計画書の通り遂行する予定である
|
次年度使用額が生じた理由 |
学内での開発がメインであり評価にいくらか時間がかかったため。またGPU計算などがまだ必要なく、次年度以降に回したため。
|
次年度使用額の使用計画 |
今年度得た研究成果を次年度以降の国際会議参加費や旅費、またGPUの購入に費やす予定である。
|