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2018 年度 研究成果報告書

脳血管疾患リハビリにおける患者因子に基づく標準計画選択手法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16K01274
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会システム工学・安全システム
研究機関国立研究開発法人国立成育医療研究センター

研究代表者

加藤 省吾  国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 臨床研究センター, 室長 (80516766)

研究協力者 飯塚 悦功  東京大学, 大学院工学系研究科, 名誉教授 (50017448)
水流 聡子  東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (80177328)
矢作 尚久  東京大学, 大学院工学系研究科, 主幹研究員
井手 睦  聖マリアヘルスケアセンター, 院長 (70248590)
進藤 晃  大久野病院, 院長
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードリハビリテーション / 標準化 / 知識の構造化 / 理学療法 / 作業療法 / 言語聴覚療法 / 嚥下障害 / リハビリ計画
研究成果の概要

言語聴覚士が対象とする嚥下障害のリハビリパスについて、患者因子シートを作成し、参加施設の過去症例により実用可能性を評価した。治療計画パターンの選択ロジックについて、患者因子を評価・最適化する方法を過去症例により検討した。
方法論を一般化するため、他障害として理学療法士・作業療法士が対象とする基本動作・作業活動を対象としてリハビリパスを作成した。それぞれ1施設で原案を策定し、他3施設でレビューを行った。基本動作についての患者因子シートを作成し、嚥下障害と統合して共通版患者因子シートを作成した。
リハビリパスの実装にあたっては、二重入力をなくすなど、療法士の業務負荷を考慮した運用を実現する必要がある。

自由記述の分野

品質管理工学、システム解析工学、構造化知識工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでのリハビリに関する研究は、それぞれの領域(理学療法、作業療法、言語聴覚療法)ごとの、特定の症例に対する取り組みや、ある訓練方法の効果測定等がメインであり、個々のレベルでは意味のある研究・報告といえる。しかながら、リハビリの効果を最大化するためには、関連する職種全体が共通目標を持ち、患者状態に基づいてリハビリ計画を最適化することが必要である。
本研究は、患者状態に基づく標準計画を複数パターン準備し、患者状態に基づいて適切な標準計画を選択できる方法論の枠組みを整備したものである。本研究の成果に基づいて情報を蓄積していくことにより、リハビリにおけるエビデンスの構築に貢献することが期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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