高精細気象予報モデル技術に基づく突風予報システムを核として、突風災害にレジリエントに対応するコミュニティーを形成するトランスディシプリナリー研究を行うことを目的としてきた。課題を解決するため異分野の研究者、行政、地域住民、企業等の様々なステークホルダーとのコミュニケーション・意見交換を進めてきた。災害常襲地域の現地調査やワークショップ開催を通じ異なるコミュニティー間のネットワーク構築することで、一地域の事例研究にとどまることなく、「極端気象の最新予報技術に立脚したレジリエント・コミュニティー」の一般化モデルの確立という新研究領域の開拓、自然科学研究の社会実装へ向けた道筋を立てることができた。
|