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2017 年度 実施状況報告書

地域生活で遂行される活動の難易度とその実践応用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K01511
研究機関茨城県立医療大学

研究代表者

斉藤 さわ子  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (70315688)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード日常生活活動 / 手段的日常生活活動 / 地域生活 / 作業療法 / 主観的難易度
研究実績の概要

平成29年度は、以下を行った。
①完成したアンケートを用いて、4か所(滋賀、愛知、茨城、北海道)にて合計160名の作業療法士を対象に、研究協力を依頼し、124名からの協力を得て、活動難易度を作成するに必要な活動の約半数となる日常で用いられる45活動に関して、難易度換算に必要なデータの収集を終えた。予定人数に達するための、30年度に行うデータ収集依頼を済ませた。
② ①のデータ収集の結果を受けて、健康な成人に対するアンケート調査に問題ないことを確認できたため、以下に着手した。
・回復期病院での退院時の患者に対するアンケート調査の依頼を行い、倫理審査の手続きを開始した。
・若年成人のデータ収集のための依頼を済ませ、平成30年度前半に約100名のデータ収集を済ませる手続きを済ませた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

28年度の研究進度の遅れを引きずる形で、患者からのデータ収集手続きに遅れが出たため、全体にやや遅れて、昨年度研究成果の発表に至らない状況となった。

今後の研究の推進方策

作業療法士や若年成人のデータ収集は30年度問題なく行える予定であるが、患者データ収集に手間取った場合や、人数が足りない状況となった場合には、病院内の研究協力者(データ収集に関する)増やし対処する予定である。

次年度使用額が生じた理由

PCによるデータ収集を予定していたが、アンケートおよびプログラムが完成した際に、備品として学内購入期限が切れており購入できず、作業療法士のアンケートデータは紙媒体で何種類もの課題の組み合わせを作成してデータ収集をすることで、データ収集を進めた。30年度初旬にPC購入予定であるため、相当の支出となる予定である。また、紙媒体でのアンケート収集を行ったために、手入力が必要でデータ分析が遅れており、30年度は、29年度の遅れを取り戻すために、データ入力・分析等で謝礼が必要となる予定である。

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公開日: 2018-12-17  

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