研究成果の概要 |
皮質脳波から運動情報と力学情報を同時に予測することに成功した.被験者は重さが異なる3種類のペットボトルを用いて指定した経由点を通過する2点間の到達運動を行なった.提案手法を用いて皮質脳波から力学情報(筋電信号)と運動情報(軌道)を再現することができた.皮質脳波の電極は治療の目的で1週間しか入れないことと, 1次運動野におけるケースがかなり少ないため, サルの皮質脳波を入手し, 同手法に基づいて関節角度を推定した.推定した関節角度を用いて4DOFのロボットアームの制御に成功した.さらに, 定常状態視覚誘発電位から3種類のパターンを認識し, 3Dプリンターで製作した電動義手の制御に成功した.
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