本研究は、小中高連携を意図したダンスの教育プログラムとして、体育を専門としない小学校教員でも基本的な授業展開の見通しをもって指導ができる授業モデルを構築することを目的とした。まず、「これだけは」という3つのポイント(導入、展開①:課題提示、展開②:個、グループで動きを工夫)を示して授業展開をまとめ、「何を、どのように」という授業の流れが簡易的に見えるようにした。その上で、授業計画立案の参考例として指導案を示すとともに、評価を明らかにして目標につなげた。それを基本として具体例を示し、その結果を報告書としてまとめた(全75ページ)。
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