研究課題/領域番号 |
16K01642
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研究機関 | 日本ウェルネススポーツ大学 |
研究代表者 |
近藤 卓 日本ウェルネススポーツ大学, スポーツプロモーション学部, 教授(移行) (60266450)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | いのちの授業 / 共有体験 / 子どもの死の認識 / 教育プログラム |
研究実績の概要 |
研究計画に沿って調査と実践を繰り返してきた。いのち授業は、複数の小学校、中学校、高等学校で実施し、その対象者である児童・生徒らから感想等を収集してきた。具体的には、多くの場合学年単位あるいは学校単位での講演の形式であった。その枠組みは、人権教育、性教育、キャリア教育などで、いのちの教育あるいはいのちの授業として実施することは稀であった。 何れにしても、多く場合は児童・生徒による感想文等が提出されているので、年度内にそれらを集約し分析することで、結果をまとめる予定であったが、研究協力を得る予定であった中学校教員の転任等によって、予定の研究作業が遅滞することとなってしまった。また、児童・生徒対象の直接的ないのちの授業と並行して、ある意味でそれまでの成果の報告として、教員対象の研修会での講演を行い、そのことを通していのちの教育プログラムの確認と改善を進めている。このことを含めることによって、PDCAサイクルを実施しているともいえる。より、精度の高いプログラムを作成する助けとなっていると考えられる。 今後は、さらにいのちの授業の実践を進めて、次年度に最終報告をする予定である。その際に、以前依頼していた研究協力者に協力が得られない場合、新たな研究協力者を得る必要があるが、その点も考慮しつつ迅速に作業を進めるつもりである。場合によっては、先述した教員集団対象の研修の場での意見交換が、実質的に有効なものとなるかもしれないと考えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
最終年度として、これまでに実施した教育プログラムの成果を集約し分析することで、結果をまとめる予定であったが、研究協力を得る予定であった中学校教員の転任等によって、予定の研究作業が遅滞することとなってしまった。
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今後の研究の推進方策 |
当初の研究計画から1年の延長をすることとなってしまったが、このことでさらに教育実践の機会が増えたともいえるので、予定以上の数の資料をしっかりと整理し分析して、より充実した教育プログラムの作成に尽力することとしたい。
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次年度使用額が生じた理由 |
最終年度として、これまでに実施した教育プログラムの成果を集約し分析することで、結果をまとめる予定であったが、研究協力を得る予定であった中学校教員の転任等によって、予定の研究作業が遅滞することとなってしまった。そのことで、当初予定していた旅費等の支出額が低く抑えられることとなったことが、次年度使用額が生じた理由である。 今後は、新たな研究協力者を得ることとともに、成果報告を兼ねた教職員対象の研修会での意見交換等で、教育プログラムの精緻化を測ることで、より良い研究結果を得ることとしたい。
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