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2018 年度 実績報告書

脳性麻痺者の継続的歩行トレーニングが心身に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 16K01718
研究機関桜花学園大学

研究代表者

寺田 泰人  桜花学園大学, 保育学部, 教授 (30221427)

研究分担者 寺田 恭子  桜花学園大学, 保育学部, 教授 (20236996)
鈴木 伸治  常葉大学, 保健医療学部, 教授 (50393153)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード吊り下げ式トレッドミル / 歩行トレーニング / 脳性麻痺者
研究実績の概要

本研究の主たる目的は、歩行可能な児童や青年期の脳性麻痺者が生涯にわたってよりよく歩行できる歩行方法のコーチングに関する基礎的方法を構築することである。研究当初には歩行可能な脳性麻痺者で、吊り下げ式トレッドミルによる歩行トレーニングに長期(3ヶ月~12カ月)参加可能な被験者はあらかじめ数名を確保していた。しかし、実際に行ってみると、施設入所者ではトレッドミル歩行場所への移動が困難なことや、被験者の中には循環器系の基礎疾患を有する方もいて、想定していたような実験および測定が進まなかった。また就労者では仕事による疲労もあり、トレーニング時間を作ること、参加することへの困難等が挙げられ、被験者自体を確保することに多大な時間を費やした。
そこで研究期間の最終年度ではあったが、あらためて専任職員である理学療法士との連携が可能であり、継続的なトレーニングの実施および測定が可能である入所および通所型の重度障がい者支援施設に吊り下げ式トレッドミルを移設する手筈を整えたが、諸事情により実現まで至らず、脳性麻痺者における基本歩行の継続が心身に及ぼす影響について、十分なデータを得ることは難しかった。そのためレッドミル上で安定的に歩行を行った全身バランスと平常歩行(路上)での全身バランスを比較し、平地でのバランス歩行の在り方のコーチングを考案するまでには及ばなかった。
本研究の最終年度においては、これまで得られた測定結果を元に、被験者の栄養摂取量に着目して分析・検討を行った。その結果については、国際学会(8th World Congress of Biomechanics 2018)にて発表した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Effect of walking exercise on a treadmill with a support of a suspension harness on aerobic fitness and energy efficiency during walk in physically challenged individuals - a study of 3 cases -2018

    • 著者名/発表者名
      Yasuto Terada,Ayako Satonaka,Kyoko Terada,Kyoko Haruta,Asuka Kemmochi,Nobuharu Suzuki
    • 学会等名
      8th World Congress of Biomechanics
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2019-12-27  

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