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2018 年度 実施状況報告書

糖質飲料の胃内容排出を促進する栄養学的手法の検討-運動時の胃腸障害予防の観点から

研究課題

研究課題/領域番号 16K01728
研究機関県立広島大学

研究代表者

山岡 雅子 (遠藤雅子)  県立広島大学, 人間文化学部, 教授 (30336911)

研究期間 (年度) 2016-10-21 – 2022-03-31
キーワード味覚 / 胃腸障害 / 胃内容排出 / 消化吸収
研究実績の概要

研究計画当初の予定として,平成28年度から平成31年度までの4年間で研究課題である「糖質飲料の胃内容排出を促進する栄養学的手法の検討-運動時の胃腸障害予防の観点から」について明らかにすることを計画していたが,平成29年度および平成30年度は,産前産後の休暇又は育児休業による中断(平成29年8月21日~平成31年3月31日)のため研究を実施することができなかった。そのため,申請時の研究期間を2年間延長し,平成31年度に平成29年度の研究実施計画を遂行する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

平成29年8月21日~平成31年3月31日まで,産前産後の休暇および育児休業の取得により,研究を中断したため,当初の計画より進行がやや遅れている。

今後の研究の推進方策

平成29年度および平成30年度は,産前産後の休暇又は育児休業による中断のため,研究を実施することが不可能であったため,研究期間を2年間延長して研究を遂行する予定である。したがって,H31年度はH29年度に実施予定であった研究を行う予定である。平成28年度の実験結果(実験①)から,事前に糖質飲料を摂取した後,口腔内を甘味,塩味,酸味,苦味,うま味の5種類の基本味で味覚刺激すると,甘味のみで糖質飲料の胃内容排出(GE)が促進することが明らかにされた。この実験では,甘味刺激として20%グルコース溶液を用いたが,甘味を呈する物質はグルコース以外にも多様に存在している。そこで,平成30年度は,GEを促進する甘味物質の種類を探索する。仮に,GEを促進する甘味物質をいくつか発見できた場合は,次のステップとして,それらの甘味物質を異なる濃度に調製し,GEがさらに促進するような糖質飲料の濃度を探索する。

次年度使用額が生じた理由

平成29年度および平成30年度は,産前産後の休暇又は育児休業による中断(平成29年8月21日~平成31年3月31日)のため研究を実施することができず,次年度使用額が生じた。
次年度使用額は,平成29年度に実施不可能であった実験「糖質飲料の胃内容排出を促進する甘味物質の種類についての検討」を行うための費用に充当する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Timing of post-resistance exercise nutrient ingestion: effects on gastric emptying and glucose and amino acid responses in humans2018

    • 著者名/発表者名
      Kashima H, Sugimura K, Taniyama K, Kondo R, Endo MY, Tanimoto S, Kobayashi T, Miura A, Fukuba Y
    • 雑誌名

      British Journal of Nutrition

      巻: 120 ページ: 995-1005

    • DOI

      10.1017/S0007114518002398

    • 査読あり

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公開日: 2019-12-27  

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