研究実績の概要 |
本研究は、筋膜が踵骨変位量の増幅メカニズムと腱張力に及ぼす影響を実験的に検証し、シミュレーションを用いて筋膜の役割を増幅メカニズムと腱張力の観点から明らかにすることを目的とする。平成29年度は、本研究課題に関連した2本の論文を執筆し、1本は受理され、Scientific Reports誌に掲載された(Ryuta Kinugasa, Keigo Taniguchi, Naoto Yamamura, Mineko Fujimiya, Masaki Katayose, Shu Takagi, V. Reggie Edgerton, Shantanu Sinha. A Multi-modality Approach Towards Elucidation of the Mechanisms for Human Achilles Tendon Bending During Passive Ankle Rotation. Scientific Reports 8: 4319, 2018)。もう1本の論文は審査中である。また現在、ラット実験のデータ解析を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究課題に関連した2本の論文を執筆し、1本は受理され、Scientific Reports誌に掲載された(Ryuta Kinugasa, Keigo Taniguchi, Naoto Yamamura, Mineko Fujimiya, Masaki Katayose, Shu Takagi, V. Reggie Edgerton, Shantanu Sinha. A Multi-modality Approach Towards Elucidation of the Mechanisms for Human Achilles Tendon Bending During Passive Ankle Rotation. Scientific Reports 8: 4319, 2018)。もう1本の論文は審査中である。 また現在、ラット実験のデータ解析を進めている。高速度カメラで撮影した動画は、角速度が2条件、電気刺激が2条件、筋膜剥離の手術が3条件あり、対象とした8匹分の動画を解析するのに時間を要している。
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