研究課題/領域番号 |
16K01760
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
藤田 委由 島根大学, その他部局等, 名誉教授 (70173440)
|
研究分担者 |
井上 顕 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (40469036)
梶谷 光弘 島根大学, 医学部, 特任教授 (60774552)
竹下 治男 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (90292599)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
キーワード | 学校保健 |
研究成果の概要 |
出雲市一中校区の小・中学校の児童、学生を対象に生活に関するアンケート調査、血清コルチゾール測定、長期欠席者に関する調査を実施した。2008 -2017年度までの10年間の生活に関するアンケート調査結果を前期(2008-2012年度)と後期(2013-2017年度)に分けて検討した。中学生では朝6時30分までに起床するものの割合は前期と比べ後期のほうが増加していた。血清コルチゾールと生活習慣の関係を検討した。血清コルチゾール値は中学生の規則正しい生活習慣と関連があることが示された。長期欠席者の割合は小学6年生から中学1年生に進級後、増加した。
|
自由記述の分野 |
公衆衛生学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、島根県出雲市立第一中学校区の小・中学生を対象とし、家庭環境因子、学校環境因子、社会環境因子、宿主因子と生体内ストレス指標及び長期欠席との関連を横断研究、縦断研究により解明した。本研究調査・解析について、疫学・社会医学の専門家はもとより、看護学、精神医学、教育学の専門家による連携を組み実施した。長期欠席者の実態の把握とともに、長期欠席に関連する要因を多角的に検討した上で明確にした。その結果に基づいて長期欠席者の早期発見と管理体制を示唆し、社会還元することにより、わが国における小・ 中学生の長期欠席者減少に向けた有効な対策の確立を目的とした。
|