研究課題/領域番号 |
16K01764
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研究機関 | 鹿屋体育大学 |
研究代表者 |
藤田 英二 鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 准教授 (50506300)
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研究分担者 |
竹島 伸生 朝日大学, 保健医療学部, 教授 (00137126)
竹田 正樹 同志社大学, スポーツ健康科学部, 教授 (00278459)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | Nordic walking / エネルギー消費量 / 中高齢者 / ヘルスプロモーション |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、異なるポールの使い方による2つの歩行様式(ポールを身体後方について推進力として利用するDiagonal style(DIA)とポールを身体前方について杖のように利用するDefensive style(DEF))のノルディックウォーキング(Nordic walking: NW)において、それぞれの運動効果の違いを明らかにすることであった。 本研究におけるこれまでの成果として3編の原著論文を発表できた。最終年にあたる令和元年度の予定は、これまでに得られた知見をまとめ、地域在住の中高齢者を主な対象とした講演活動や運動教室の開催等を通じて、広く社会に還元することであった。その主な成果として次に述べる3つを実施した。1) 久留米大学(福岡県久留米市)で開催された日本スポーツ整復療法学会九州支部大会において本研究の成果をまとめた講演を行った。また、2) 鹿児島県歴史・美術センター黎明館と協同し、鹿児島市の幕末城跡(鶴丸城史跡、城山史跡など)をめぐるウォーキングおよびノルディックウォーキングコースを作成し、それらコースのエネルギー消費量(METs)を計測してリーフレットにまとめ、広く市民の健康づくりに役立てられるようにした。なお、この活動は令和元年12月10日付の地方紙(南日本新聞)にて掲載された。3) 鹿児島県垂水市の中高齢者を対象に令和2年2月から8週間の期間でノルディックウォーキング教室を開催した。この運動教室の前後では体力測定を実施し、結果を参加者にフィードバックした。また、本結果をまとめ、投稿準備中である。
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