本研究では、第一に心臓脂肪・異所性脂肪・サルコペニアの存在様式が生活習慣病・心臓血管病の発症・進展におよぼす病的意義を解明する、第二に心臓脂肪・異所性脂肪由来の生理活性物質を網羅的に検証し、生活習慣病・心臓血管病の病態に関わるメカニズムを解明する、第三に心臓脂肪・異所性脂肪・サルコペニアを考慮した新しい診療コンセプトを構築する、ことを目的とした。“心臓脂肪・異所性脂肪・サルコペニアの生活習慣病、心臓血管病の発症における病的意義の解明”という課題の解決に関わる成果をあげ、学術的、社会的意義を有する。
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