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2018 年度 研究成果報告書

乳幼児健診を利用した母親の食生活と低出生体重児の出現の要因の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 16K01901
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 子ども学(子ども環境学)
研究機関西南女学院大学

研究代表者

境田 靖子  西南女学院大学, 保健福祉学部, 講師 (00341024)

研究分担者 由田 克士  大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 教授 (60299245)
岩橋 明子  帝塚山大学, 現代生活学部, 准教授 (60710845)
辻本 洋子  広島国際大学, 医療栄養学部, 教授 (70708411)
福村 智恵 (荻布智恵)  大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 准教授 (80336792)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード乳幼児健診 / 低出生体重児 / 食生活 / DOHaD説
研究成果の概要

3地区で、3または4か月健診を受診した親子に対し質問紙調査を実施し、その後、1歳6または9か月児健診までコホート調査を行った。低出生体重児の母親の群では、妊娠前と妊娠中の乳製品摂取が低かった。また、妊娠期の推奨体重増加量区分別の分析により、体重増加量不足・過剰群は適正群に比し食知識が低いなど、食に関連した因子の抽出がなされた。1歳6または9か月児健診の調査では、朝食を毎日摂取する母親の子どもは、良好な食生活であることが示唆された。

自由記述の分野

公衆栄養学

研究成果の学術的意義や社会的意義

どの自治体においても乳幼児健診で問診票による実態把握がなされているが、母親の飲酒・喫煙以外で食生活に関する項目が少ないことから、栄養疫学・公衆栄養学としての課題発見が可能である。さらに、現在、乳幼児健診で使用されている問診等の内容は地方自治体ごとに異なり、取組状況を比較、評価することが困難な状況にあることが指摘されている。本研究では、複数の自治体で同じ調査を実施し、地域間比較をすることで、現状の母子保健システムにおける評価体制の構築が期待される。

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公開日: 2020-03-30  

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