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2019 年度 研究成果報告書

マレーシアにおける市民社会とジェンダー: 分断と格差に対する市民社会の役割

研究課題

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研究課題/領域番号 16K02009
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地域研究
研究機関法政大学

研究代表者

吉村 真子  法政大学, 社会学部, 教授 (80247113)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワードマレーシア / ジェンダー / 市民社会 / 格差 / 分断 / エスニシティ
研究成果の概要

本研究課題は、マレーシアにおける市民社会とジェンダーについて、とくにマレーシア社会の分断(セグメンテーション)や格差を経済・社会的な面から分析した上で、分断、格差、エスニック問題におけるジェンダーの問題に対して市民社会がどう関与してきたか、分析を行った。
助成期間の4年間で、①全体の分析枠組みの構築、②現地調査準備と資料の収集、③マレーシアのジェンダーNGOs/CSOsに対するヒアリング調査と連携、④マレーシアの研究者(ジェンダー研究、政策・移住労働研究など)との議論と連携、⑤マレーシアの官庁でのヒアリングおよび資料収集、⑥マレーシアの大学など、海外での国際セミナーでの論文報告などを行った。

自由記述の分野

地域研究

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、マレーシアの経済的・社会的な分断や格差について、ジェンダーの視点から分析したことが学術的な特色となっている。とくに市民社会の役割は、権威主義的な政府への対抗勢力や野党の政治力の延長上に捉えられることが多かったが、ジェンダー問題においてはNCWOを初めとして大きな役割を果たしてきたことを具体的なケース分析から明らかにした。また現地での研究者やNGOs関係者との議論、官庁の政策立案者のヒアリング調査などからも、ジェンダー政策への問題提起と提言も示した。

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公開日: 2021-02-19  

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