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2020 年度 研究成果報告書

移民の習い事・教え事の継承・活用・変容の基礎研究―方法論的ナショナリズムの相対化

研究課題

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研究課題/領域番号 16K02011
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地域研究
研究機関武蔵野美術大学

研究代表者

小澤 智子  武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (20459978)

研究分担者 板津 木綿子  東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (80512334)
北脇 実千代  日本大学, 生物資源科学部, 准教授 (20369458)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2021-03-31
キーワード移動 / モビリティ / ジェンダー / 人種・エスニシティ / 階級 / ナショナリズム / 日常 / 文化
研究成果の概要

本プロジェクトでは、19世紀後半から20世紀前半の環太平洋地域(おもに日本、ハワイ、アメリカ合衆国)における人・もの・情報の移動に注目し、人びとの日常生活にかかわる経験や価値観について歴史学的な研究調査を行った。ナショナリズムとその影響が日常生活――とくに食文化――にいかに浸透し、社会的な要因(とくにジェンダー、階級、人種・エスニシティなど)と個人との関係性を中心に検証した。本プロジェクトの成果の一部は、最終年度に出版物として公表した。

自由記述の分野

地域研究

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、人びとの日常生活――とくに食にかかわる事柄――に浸透するナショナルな要因に光をあて、ジェンダー、人種・エスニシティなどにかかわる社会的に構築される規範や期待がいかに歴史的につくられるかについて解明している。さまざまな記録を丁寧に検証することにより、あまり可視化されない政治的な概念や個人の言動について検証している。ナショナルな要因が個人の日常的な経験にどのような影響を与え、個人が社会的な要因に対してどのように応じるかについて論じている点がとくに意義深い。

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公開日: 2022-01-27  

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