自然環境の保全を前提に、経営学的視点から行われる観光地管理手法の調査・評価を行った。対象はニュージーランド(NZ)の「DMF (Destination Management Framework)」である。 調査では、DMFの運用実態を把握するとともに、高等教育における人材育成の調査を行い、大学においてマネジメント人材、ポリテクニーク等(IPTs)においてオペレーショナル人材をシステマティックに育成している実態を明らかにした。さらに、民間旅行業・ガイド業者を対象に、DMFの浸透度や地域経済に与える正負の影響などに関する調査を行うとともに、人工林管理や災害管理等の個別トピックも調査した。
|