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2018 年度 研究成果報告書

都市の表象 新印象派を中心に20世紀初期まで

研究課題

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研究課題/領域番号 16K02280
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 美術史
研究機関早稲田大学

研究代表者

坂上 桂子  早稲田大学, 文学学術院, 教授 (90386566)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード都市 / 美術 / パリ / ニューヨーク / 新印象派
研究成果の概要

本研究においては、これまであまり研究がされていない新印象主義のなかでもとりわけ都市の表象を多くてがけたマクシミリアン・リュスを研究し、論文としてまとめた。これに加え、19世紀から20世紀にかけてのパリ、ニューヨーク、東京、ソウルを中心とした都市をテーマとした作品を幅広く調査・研究し、一般向けの雑誌にその成果を発表した。
また国際シンポジウムや海外の研究者を招いての研究会を開催することができたのも成果である。ニューヨーク市立大学、ブリュッセル自由大学、アムステルダム国立美術館、韓国の漢陽大学、成均館大学から教員や学芸員を招聘し、意見交換をする場をもつことができた。

自由記述の分野

美術史

研究成果の学術的意義や社会的意義

新印象派の研究については、研究の少なかったマクシミリアン・リュスについてとりあげられた意義は大きい。とくに都市表象の研究においては、周辺の画家との関連から考察することで、より幅広い意味を持たせることができた。また、多様な都市表象の研究を、一般の人たちを対象とした雑誌に執筆できたことは、美術史研究の成果の社会還元として、意味があったと考える。
さらに、海外からの研究者の招聘によるシンポジウムや研究会の開催については、日本の研究者との学術交流の場として重要であっただけでなく、学生たちにも海外の研究者と意見交換する場を提供することとなり、とりわけ意義深いものであった。

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公開日: 2020-03-30  

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