研究課題/領域番号 |
16K02341
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
藤井 慎太郎 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (10350365)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 演劇 / 劇場 / 観客 / ドラマトゥルク / ドラマトゥルギー / 作品分析 / 文化政策 |
研究成果の概要 |
本研究は現代演劇の理論と実践におけるドラマトゥルギーの今日的展開を論じるものである。3年間にわたった本研究は数多くの成果を生み出した。英語の単行本(共編著1件、分担執筆1件)、フランス語の演劇専門誌の共同編集1件(論文も発表)、日本語の単行本(分担執筆2件)および学会誌(特集の責任編集1件)を出版し、そのほかに8本の論文を発表し、国際学会・シンポジウムにおいて計6本の研究発表を行った(うち英語で4本、日本語で2本)。実施した聞き取り調査のうち9本を紙面上ないしインターネット上で発表したほか、ドラマトゥルギーに関連する重要な文献5件について、解説を付した翻訳が刊行される予定である。
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自由記述の分野 |
演劇学、文化政策学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究においては、その成果の相当部分を活字出版や口頭発表によって公表・公開し、研究の果実を社会に還元することができた。そうした成果の中には、日本はもちろんのこと、英語圏やフランス語圏で発表されたものが数多く含まれ、特に、代表者が共同責任編集を務め、フランス語で刊行された演劇専門誌の日本特集号は、刊行以来とりわけ高い評価を受けた。これらはまた国外の研究者との協働の成果でもある。本研究はドラマトゥルギーの実践と理論の今日的展開を明らかにするだけでなく、それを介して国際的な学術交流、芸術交流の発展にも少なからず寄与することができたものと自負している。
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