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2018 年度 実績報告書

薄田泣菫文庫の全容解明に向けての総合的研究―明治・大正文壇の思想的水脈として―

研究課題

研究課題/領域番号 16K02407
研究機関岡山大学

研究代表者

西山 康一  岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (40448212)

研究分担者 片山 宏行  青山学院大学, 文学部, 教授 (60233756)
竹本 寛秋  鹿児島県立短期大学, その他部局等【文学科】, 准教授 (20552144)
掛野 剛史  埼玉学園大学, 人間学部, 准教授 (00453465)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード薄田泣菫 / 文庫 / 倉敷 / 日本文学 / 近代詩 / メディア研究 / 日記 / 原稿
研究実績の概要

本年度(平成29年度)は8月30~31日、10月13~14日、1月26~27日の3回、メンバー全体が集まっての資料調査を倉敷市で行った。また、上記の期間中には資料調査と並行して、倉敷市文化振興課や薄田泣菫顕彰会さらには本科研費メンバー以外の大学研究者も交えての全体的な会合を持ち、本研究課題における各自の調査研究の報告や今後の研究活動計画の検討といったことを行ってきた(もちろん、それ以外にも本研究メンバー各自が、独自に倉敷市に訪れて調査研究を行なってもいる)。
また、その他に本科研費の研究活動の集大成として、上記の倉敷市文化振興課や大学研究者と協力して、『薄田泣菫読本』という著作物を編集刊行した。そして、それに関わる行事として、2019年3月28日に倉敷市文化振興課と共催という形で、シンポジウム(『薄田泣菫を語ろう 薄田泣菫・人と文学―『薄田泣菫読本』刊行記念―』)を開催し、これまでの本科研費で行なってきた研究に関して、研究者のみならず市民も交えて広く報告する機会を持った。それと同時に、同日、倉敷市の要請により、上記研究成果『薄田泣菫読本』刊行に関する記者会見を催し、本科研費の研究成果をマスコミを通して広く世間に向けて知らしめたことも、活動の一環としてあげられよう(下記「備考」欄参照)。
さらに以上のこととは別に、下記にあげるような論文等により、個々のメンバーによる研究成果の公開も行なってきた。

備考

①倉敷市文化振興課と共催という形で、シンポジウム『薄田泣菫を語ろう 薄田泣菫・人と文学―『薄田泣菫読本』刊行記念―』(2019年3月28日、於倉敷市連島公民館)を開催。

②上記の研究成果『薄田泣菫読本』やシンポジウムに関して、マスコミに取り上げられる(倉敷ケーブルテレビ2019年3月29日放送、『山陽新聞』でも近日中に記事になる予定)。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 倉敷市蔵薄田泣菫文庫 薄田泣菫日記(大正七年一月)翻刻・解説2019

    • 著者名/発表者名
      西山康一・荒井真理亜
    • 雑誌名

      岡大国文論稿

      巻: 47 ページ: 16-35

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 薄田泣菫『白羊宮』における句読点の戦略2018

    • 著者名/発表者名
      竹本寛秋
    • 雑誌名

      西日本国語国文学

      巻: 5 ページ: 1-15

    • 査読あり
  • [図書] 薄田泣菫読本2019

    • 著者名/発表者名
      倉敷市・薄田泣菫文庫調査研究プロジェクトチーム
    • 総ページ数
      160
    • 出版者
      翰林書房
    • ISBN
      978-4-87737-439-6

URL: 

公開日: 2019-12-27  

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