研究実績の概要 |
平成29年度は、本研究2年目の区切りとして、国際研究集会を開催し、主に海外の研究協力者との意見交換と最終年度に開催を予定している国際学会の開催に向けた打ち合わせを行った。 具体的には、2017年10月28日と29日に東京経済大学において、アメリカ、イギリス、フィリピン、台湾よりRichard Burt (University of Florida, USA)、Yilin Chen (Providence University, Taiwan)、Judy Celine Ick (University of the Philippines)、Ronan Paterson (Teesside University, UK)の4名の研究者を招き、International Shakespeare Forum in Tokyo, 2017: Popular Shakespeares on Page, Stage, TV and Screenを開催。さまざまな研究発表とディスカッションを2日間にわたって行った。本研究申請者の南は、そこではWhat's in a name?: Shakespeare and the Japanese Pop Cultureと題して、主にテレビアニメとモバイル・ゲームにおけるシェイクスピア利用と消費の構造について研究発表を行った。 また本研究プロジェクト最終年度に開催を予定している国際学会については、今回来日した研究協力者であるイギリス・ティーサイド大学のRonan Paterson上級講師と連携をして、イギリスでの国際学会の共同開催を前提に、広く世界中の研究者との協働的研究の推進とその成果発表としての出版について打ち合わせを行い、準備に取り掛かっている。
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