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2018 年度 研究成果報告書

岡倉天心とタゴールの反響するアジアへのまなざし-植民地主義をめぐる日印の比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K02602
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 文学一般
研究機関東京外国語大学

研究代表者

外川 昌彦  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (70325207)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードインド / 文化交流 / ヴィヴェーカーナンダ / タゴール / 岡倉天心
研究成果の概要

研究成果の概要として、研究の期間を通して、6本の論文を刊行し、そのうち5本は査読付き論文であり、さらに、現在、1本の論文が査読中となっている。関連する学会や研究会等での報告は、通算19回となり、インドやバングラデシュなどでの英語での報告が11回、日本語での報告が8回である。そのうち、日本宗教学会やAnnual Conference of Asian Studies などの学会報告は4回、及び、デリー大学やコルカタ大学、コルカタのアジア協会などでの招待講演は8回となる。図書の刊行については4点を数え、そのうち英語による共著書が2
点、単著のブックレットが1点、日本語の共著書が1点である。

自由記述の分野

地域研究

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年の日印関係は、急速な経済成長を遂げるインドと日本との緊密な政治・経済的関係を背景とし、相互の歴史的交流への関心が高まっている。特に、1902年に渡印し9か月滞在した岡倉天心は、近代インドの宗教改革運動を主導するヴィヴェーカーナンダや、ノーベル文学賞詩人タゴールとの交流を深めたことで知られている。本研究は、日印相互に残された史料の対比的な検証から、これまで空白となっていた岡倉のインド知識人との交流の経緯を検証し、その影響の広がりを明らかにする。タゴール生誕150周年やヴィヴェーカーナンダ生誕150周年など、様々な機会に政府機関等では記念行事が行われ、その成果の内外での発信が期待されている。

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公開日: 2020-03-30  

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