新学習指導要領(外国語)での「英語は英語で指導することを基本とする」ということを受けて、高校、中学校での英語の授業の変革を求められている。このような現状を踏まえ、本研究は、大学での教員養成カリキュラムの中に、英語で授業ができる教員を輩出するための実践的なプログラムを構築・実施することを目的とする。具体的には次の4点に関して取り組み、それぞれに関して授業カリキュラムの中に組み込むことができた。(1)facilitatorとしてinteractiveな授業展開ができる英語力の養成、(2)教材開発能力の育成、(3)コミュニケーションの観点による評価方法の習得、(4)グローバルな視点の育成である。
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