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2018 年度 研究成果報告書

英語をめぐる言語態度の東アジア比較研究―映像メディア分析と教育的活用

研究課題

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研究課題/領域番号 16K02885
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外国語教育
研究機関京都府立大学

研究代表者

山口 美知代  京都府立大学, 文学部, 教授 (50259420)

研究分担者 小林 めぐみ  成蹊大学, 経済学部, 教授 (50339587)
渡辺 宥泰  法政大学, グローバル教養学部, 教授 (60240529)
研究協力者 MacKenzie Robert  ノーサンブリア大学
Lee Hikyoung  高麗大学, 教授
Lindsey Geoff  ロンドン大学ユニバーシティカレッジ
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード世界諸英語 / アジアの英語 / 言語態度
研究成果の概要

日本、中国、韓国においての英語に対する言語態度は、英語母語話者へのあこがれは共通しているものの、非母語話者(拡大円における英語学習者)としての自己および自国民の英語への態度は国による差異が認められる。日本においては、日本語母語話者の英語に対する批判的な態度が、中国においてより強い傾向がみられる。また、こうした英語に対する言語態度は、映像メディアにおいて、ユーモア、笑いの源泉として利用されることが多いことは、3か国において共通しているが、本調査ではとりわけ、日本と中国の差異が顕著で、中国語母語話者は中国語訛りの英語に対してより肯定的である。詳しくは研究成果内容報告ファイル参照。

自由記述の分野

英語学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、日本、中国、韓国で英語を学習する人々が、ネイティブスピーカーの英語や、自分たちの英語についてどのようなイメージを抱いているかを調査した。ネイティブスピーカーの英語にあこがれる傾向は、東アジアの3か国で共通して見られたが、自国の英語を批判的にとらえる傾向には、ばらつきがある。中国の英語学習者は、中国語訛りの英語について、日本人が日本語訛りの英語について抱くほど強い劣等感を抱いていない傾向がみられた。日本人が英語を自信をもって使えるための参考になる結果である。

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公開日: 2020-03-30  

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