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2018 年度 実績報告書

国際理解教育を基盤とする小学校英語教育をめざした教師教育

研究課題

研究課題/領域番号 16K02955
研究機関東京学芸大学

研究代表者

阿部 始子  東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (00449951)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード小学校英語教育 / 国際理解教育 / 教師教育 / カリキュラム提案
研究実績の概要

本研究は①国際理解教育を基盤とする小学校英語教育のカリキュラムの提案②教師教育に役立つテキストの発行を目的としている。新教材だけでは補えない多様なニーズに対応する学習内容の提示、継続的かつ質的なデータ分析に基づく新しい授業研究手法の提案を行うという意義があると考えている。
2018年度の計画は、①カリキュラム提案のための実践研究の継続、②テキスト出版に向けた準備であった。①については新教材We Can!の"What would you like?""My Summer Vacation""What do you want to watch?"に加え、より国際理解教育の内容を深く掘り下げる"On the way to school-世界の果ての通学路-"(新教材What do you want to be?と関連)、"Where is the bread?-地球の食卓-"(同Where is the treasure?)などの授業を実践した。その成果は「何を、どのように?そしてなぜ?-指導法と目的を考える―」という題目で、6月2日新英語教育研究会山梨支部、6月16日に同研究会東京支部主催の研究会で講演、7月に小学校英語教育学会で「子どもたちの視野を世界へ広げる小学校英語の授業提案~”We Can!”を活用して「地球市民」を育てる~」という題目で実践報告、8月6-7日に「地球市民を育てる小学校英語の授業①異文化理解をめざして②多文化共生をめざして」という公開講座を開催、8月26日の全国英語教育学会で「社会文化的アプローチの視点からみた児童の意味解釈の過程-難民問題をテーマとした外国語学習を通して-」という題目で発表した。しかし②については担当編集者の方が大きな病気に罹患し治療のためテキスト出版の準備を進められない期間が続いているため、2019年12月の出版を目指している。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 何を、どのように?そしてなぜ?-指導法と目的を考える―2018

    • 著者名/発表者名
      阿部始子
    • 学会等名
      新英語教育研究会 これからの英語教育を考える会2018
  • [学会発表] 子どもたちの視野を世界へ広げる小学校英語の授業提案~”We Can!”を活用して「地球市民」を育てる~2018

    • 著者名/発表者名
      阿部始子
    • 学会等名
      第18回小学校英語教育学会(JES)長崎大会
  • [学会発表] 社会文化的アプローチの視点からみた児童の意味解釈の過程-難民問題をテーマとした外国語学習を通して―2018

    • 著者名/発表者名
      岩坂泰子 阿部始子
    • 学会等名
      JASELE全国英語教育学会第44回京都研究大会

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公開日: 2019-12-27  

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