研究課題
本研究は、2020年度から本格実施となる「グローバル化に対応した小学校外国語(英語)教育のあり方」として、小学校教育の特質を活かし、CLIL(Content and Language Integrated Learning=教科学習と英語の語学学習を統合した)を活用して、各々の専門分野と国際的な視野で言語や文化の教育を指導することができる小学校教員の英語指導力を育成するプログラムを開発し、その効果を検証することであった。すなわち、英語専攻以外の初等教育課程の学生が、彼らの専門分野を活かして、自信を持って小学校で外国語(英語)指導ができるように、CLILを活用した外国語(英語)教育を提案し、学生の英語コミュニケーション能力と実践指導力を育成するための授業づくりについて研究を行った。具体的には、CLILを活用した外国語学習の文献研究や海外・国内調査を踏まえて、教育実習プログラムの実施、小学校英語の指導力育成のプログラムを開発し、その成果として、様々な学会発表や講演などを行ない、『CLIL in Diverse Contexts 次期学習指導要領とCLILを活用した英語の授業づくり』を出版した。(愛知教育大学リポジトリに公表 2020/3/31)https://aue.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_snippet&index_id=970&pn=1&count=20&order=16&lang=japanese&page_id=13&block_id=21更に、研究過程で、学生の主体性を高める教育として、教科横断的指導の具体的な内容の授業づくりをアクティブラーニングで行ったことにより、この指導法が「高度な実践力を有する教員養成」に対しても効果があることを実証することができた。
すべて 2020 2019
すべて 雑誌論文 (16件) (うちオープンアクセス 15件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 2件) 図書 (1件)
外国語研究 Studies in Foreign Languages & Literature Aichi University of Education
巻: Vol. 53. ページ: 1-24
CLIL in diverse contexts. 「次期学習指導要領とCLILを活用した英語の授業づくり」
巻: ー ページ: 1-23
CLIL in diverse contexts.「次期学習指導要領とCLILを活用した英語の授業づくり
巻: ー ページ: 59-79
巻: ー ページ: 89-144
巻: ー ページ: 229-233
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巻: ー ページ: 209-220
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The Journal of the Japan CLIL Pedagogy Association (J-CLIL), Special issue Proceedings from the CLIL TE Seminar at the University of Stirling, Scotland, the UK J-
巻: 20 to 24 August, 2018 ページ: 119-121