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2019 年度 実績報告書

タスクに基づくライティングテストにおける自動評価採点システムの実用化開発

研究課題

研究課題/領域番号 16K02981
研究機関明治学院大学

研究代表者

杉田 由仁  明治学院大学, 文学部, 教授 (70363885)

研究分担者 石井 雄隆  早稲田大学, 大学総合研究センター, 助手 (90756545) [辞退]
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワードライティング / 自動評価採点
研究実績の概要

令和元年度には研究期間を延長し、平成19年度から開発・実用化に取り組んできた「タスクに基づくライティングテスト (Task-based Writing Test, 以後TBWTと呼ぶ) 」に特化した「コンピューターによる自動評価採点システム」のAI化への移行可能性について検討を行った。具体的には、ベトナムでオフショア開発を行っているIT企業に委託して、これまでの研究で蓄積したライティング・サンプルとその評価データを機械に学習させ、その学習結果に基づいて自動採点を行わせる「浅い機械学習」を試行した。できあがったモデルの性能調査に際して、解明すべき学術的「問い」として下記Q.1-4を設定した。
Q1. システムのAI化により、Accuracy およびCommunicability評価の説明率はどの程度向上するか。
Q2. システムのAI化に際して、Accuracy 評価の新指標として導入した単語誤り率をデータとして学習させることは、高性能モデルの構築につながるか。
Q3. AI化されたシステムによる評価結果には、Criterion との基準関連妥当性が認められるか。
Q4. システムのAI化により、タスクの評価内容や結果の解釈がしやすくなるようなフィードバックを自動的に学習者に与えることができるか。
令和2年度からの研究において、ベトナムの開発スタッフと連携・調査し、学術的「問い」の解明に取り組み、日本人英語学習者にとって有益なフィードバックが自動的に与えられるようにシステムを拡張し、TBWT-AIの完成を目ざしたいと考える。

研究成果

(1件)

すべて その他

すべて 備考

  • [備考] タスクに基づくライティング・テスト自動採点サイト

    • URL

      www.meijigakuin.ac.jp/~ysugita/homepage/

URL: 

公開日: 2021-01-27  

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