「中1入門期の『読み』『書き』の指導法が,小学校高学年においてどのような効果を生み出すのか」を明らかにする研究であったが、開発教材の対象を、小学校高学年から中学校のスローラーナーへと変更した。『Letters and Sounds-英語の文字と音を学ぼう!』(10~15分程度で、モジュール形式の30回分の教材)を作成し、その効果を分析したところ、以下のことが明らかになった。 ①小学校高学年用の文字指導教材は,中学生スローラーナーに対して「自信の向上」と「学習意欲の向上」という効果を生む。②(小学校高学年生と中学校スローラーナー間の)知的レベルの差への配慮は、それほど必要ではない。
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