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2018 年度 研究成果報告書

地理・歴史・人からとらえる沖縄の慰霊碑

研究課題

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研究課題/領域番号 16K03196
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 人文地理学
研究機関京都府立大学

研究代表者

上杉 和央  京都府立大学, 文学部, 准教授 (70379030)

研究分担者 浜井 和史  帝京大学, 公私立大学の部局等, 講師 (20614530)
川瀬 貴也  京都府立大学, 文学部, 准教授 (30347439)
藤本 仁文  京都府立大学, 文学部, 准教授 (90580580)
研究協力者 井口 学  
伊集 守道  
奥谷 三穂  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード慰霊碑 / 沖縄 / 歴史 / 空間 / 葬送 / 慰霊祭
研究成果の概要

本研究では、沖縄県内の沖縄戦に関する慰霊碑/慰霊祭の基礎的な調査を実施するとともに、地理・歴史・人といった視点から慰霊碑や慰霊祭をとらえ直していきました。沖縄県では特に本島南部や座間味村を調査したほか、沖縄(琉球)の葬送儀礼や宗教の検討、県外の遺族団との関係、海外戦没者のための慰霊墓参団の派遣といった、多様な検討を通じて、戦没者慰霊が時と場、そして人との関係性のなかで構築されていることを明らかにしました。

自由記述の分野

歴史地理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、沖縄戦の慰霊について、「戦後」・「沖縄」という時間・空間のなかで詳細に検討すると同時に、その時間軸・空間軸を広げ、より広い範囲から検討を加えることで、沖縄戦の慰霊が、歴史や地理のなかにどのように位置づくのか、という点に接近したことが重要な成果となります。
戦後74年となり、戦争体験を語ることのできる体験者はどんどんと少なくなっており、記憶から記録へという動きが加速しています。その中でどのような視点で記憶・記録を読み解くか、その一端を示すことができたと考えています。

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公開日: 2020-03-30  

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