研究課題
電子社会を支える、信頼役務と電子行政におけるその最適化を研究してきている。とりわけ、比較法的対象として好適であったのが、欧州連合のeIDAS規則であったので、この間eIDAS規則の比較研究に続いて、ドイツの国内法としての信頼役務法等を比較対象の対象に加えて、わが国での信頼役務(とりわけ、電子印、タイムスタンプであるが)のあるべき法制的考察を行ってきた。令和二年度においては、こうした作業の成果の一部として、わが国の信頼役務法かくあるべしとして、信頼役務法私案を公表することができた。実務の動向とは軌を一にするものではないが、将来的には、法制度的整備にあたって参考になるのではないかと考えているものである。
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Anja Hentschel et al.(Hrsg.), Mensch - Technik - Umwelt: Verantwortung fuer eine sozialvertraegliche Zukunft, FS fuer Alexander Rossnagel zum 70.Geburtstag
巻: 1 ページ: 603-621
10.5771/9783748910770-603
専修ロージャーナル
巻: 16 ページ: 169-208
10.34360/00011463