研究課題/領域番号 |
16K03408
|
研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
上田 純子 愛知大学, 法務研究科, 教授 (40267894)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
キーワード | 株式の中間保有 / 保有の法的性質 / 準拠法 / 匿名株主の権利確保 / ヘッジ・ファンド / カストディアン / 受託者責任 / テクノロジーとコーポレート・ガバナンス |
研究実績の概要 |
平成30年度は所属機関において国際的ミニ・シンポジウムの開催を企図していたが、準備が整わず、最終年度に延期することとなったため、もっぱら、文献的知見を深めるべく、資料収集・分析に努めた。公表出版物に頼るのみならず、春期休業期間を利用したドイツおよび英国への渡航により、課題テーマに通暁する現地研究者との交流を深め、さまざまな情報交換を行うことができたことは何よりの収穫であった。たまたま研究成果をまとめるタイミングを逸してしまったため、平成30年度内に課題テーマに直接関係する論稿を公表することはできなかったが、平成31年度中には、公表の機会を確保すべく、引き続き、収集した資料・情報等に関する緻密な解析と考察を行っている。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
平成30年度中に企画する予定であったミニ国際学術イベントが延期となったため
|
今後の研究の推進方策 |
平成31年度は助成最終年度となるので、海外の研究者を招聘し学術交流の機会を設け、そのフィードバックを含め、研究成果の充実化を図る。
|
次年度使用額が生じた理由 |
国際的な学術イベントの開催を次年度に延期したため、当該イベントに充当する予定の経費が今年度そのまま残額となったこと、および、年度末近くに執行した経費が所属機関内の証憑書類精査および会計システム上の期限の関係上今年度の執行分として計上されなかったことによる。
|