研究課題/領域番号 |
16K03408
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
民事法学
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研究機関 | 愛知大学 (2017-2022) 九州大学 (2016) |
研究代表者 |
上田 純子 愛知大学, 法務研究科, 教授 (40267894)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 振替株式 / 株主権 / コーポレート・ガバナンス / 準拠法 / カストディアン / 議決権行使プラットフォーム / 比較法 |
研究成果の概要 |
技術開発の進展に伴い、証券のペーパレス決済システムが誕生し、上場会社の株式の権利発生、移転、消滅等についても、システム的に発生する現状がある。本研究では、当該システムを通じた株式保有についてその法的本質をどのように捉えうるか、また、振替決済のシステム化に伴ういわば強制的なチェイン保有とともに、クロスボーダーのチェイン保有を念頭に置いた株主権の実質化の問題について、文献をもとに比較法的に精査した。
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自由記述の分野 |
会社法
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
証券取引の国際化および技術開発の進展が企業法務に大いなる影響をもたらしている現状に鑑み、伝統的法理論との接合を図りつつ、新たな株式保有形態を巡る法的構成や新たな株式保有形態がもたらすコーポレート・ガバナンス上の問題点を摘示し、検討した点に本研究の学術的意義があると考えている。
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