研究課題/領域番号 |
16K03447
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
新領域法学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
和田 幹彦 法政大学, 法学部, 教授 (10261942)
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研究期間 (年度) |
2016-10-21 – 2019-03-31
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キーワード | 法と遺伝学 / 遺伝子操作 / ゲノム編集 / ELSI / デザイナーベビー / 同姓婚 / ゲイ・カップルの実子 / 憲法上の権利 |
研究成果の概要 |
「デザイナーベビー」は、現実に2018年に中国で生まれた。それにより一貫して和田が論文で強く主張してきた論点が、的確な学問的警鐘として確認された:《問題の解決対策を分野横断的・学際的に採ること、新たな問題を探求・発見し、議論し、解決策のストックを持つのが最も効果的だ。放置すれば出生するデザイナーチャイルドとともに生きる21世紀を選択するのかは、国内・国際社会の決断である。》 「同性間の実子」は、イスラエルの研究者Dr. HANNA自身が予告していた「2017年にヒト男性からの卵子作成」を実現できなかったので、「デザイナーベビー」と同様の「的確な学問的警鐘」が本研究課題の成果として挙げられる。
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自由記述の分野 |
法学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「デザイナーベビー」は現実に2人、2018年に中国で生まれた。本研究はそれを予見し、対策を前もって提言した点に学術的意義・社会的意義がある。即ち成果として主張したのは:《新たな科学技術の発展への対応は、分野横断的・学際的に採ること、新たな問題を常に探求し・発見し、徹底的に議論し、解決策のストックをもつこと、新たな生命工学技術事象の根底には生命倫理問題が潜むので、多様化した価値観の混交する国内・国際社会では、各国が自国・国際社会という両レベルで社会を希求する社会を、より適切な選択肢の中から選び、決断することにある》。 「ゲイ・カップルの実子」も未実現だが同様の成果を積極的に学会等でアピールした。
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