研究課題
基盤研究(C)
日仏の近現代政治史のなかから、さまざまな争点をとり上げて、比較検討した。そのうち、ネオリベラル・ポピュリズムの展開およびフェミニズムの政治史については、それぞれ単著として発表した。さらにヴィシー政権と大日本帝国の比較を行い、それが戦後政治に与えた負の影響を検討した。最後に現代日本の政党政治と社会運動についても、インタビュー調査も行い、詳しい検討を行った。これらの成果については出版準備中である。
政治過程論
これまでエリア・スタディーズ中心であった比較政治研究に対して、本研究では、体系的・本格的な二か国比較研究を行った。また、現在進行形の政党政治について、当事者インタビューやジャーナリストの記録等も踏まえ、精緻で現実に肉薄した調査研究を行った。