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2022 年度 研究成果報告書

日本における政治学リーディングズの不在とその克服:比較政治学的検討

研究課題

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研究課題/領域番号 16K03493
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 政治学
研究機関新潟国際情報大学

研究代表者

越智 敏夫  新潟国際情報大学, 国際学部, 教授 (20247183)

研究分担者 石田 淳  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90285081)
岡野 八代  同志社大学, グローバル・スタディーズ研究科, 教授 (70319482)
岡本 仁宏  関西学院大学, 法学部, 教授 (20169155)
出岡 直也  慶應義塾大学, 法学部(三田), 教授 (50151486)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2023-03-31
キーワード政治学 / 政治学教育 / 戦後民主主義 / 政治理論 / 政治思想 / 市民社会 / 日本政治 / リーディングズ
研究成果の概要

各年度の報告のとおり研究成果は多くの論考、書籍、研究発表として公表されている。中心的成果として2019年10月の日本政治学会研究大会における(在外研究中の津田を除く)全メンバー参加のパネル「政治学教育のイデオロギーと戦後民主主義」があげられる。本パネルでの報告原稿を元にした論考が、越智による巻頭言とともに新潟国際情報大学『国際学部紀要』第5号(2020年)に掲載された。また岡本は新型コロナ禍における政治学を含めた高等教育に関してSNS(Facebook)上に討論のためのグループを開設し、内外の多くの研究者からの発言を得て総合的な議論の場を提供した。なお全体の研究成果は書籍として刊行予定である。

自由記述の分野

政治学

研究成果の学術的意義や社会的意義

政治学のありかたは各政治社会によって大きく異なっている。とはいえ日本の政治学教育は他国の高等教育機関における政治学教育と比較すると、かなり特殊な状態にあるといえる。これはあらゆる領域におけるグローバリズムの現況からすると例外的な事象と考えられる。本共同研究ではそれらの意義について戦後民主主義との関連で総合的に考察できた。日本における政治学教育の「特殊性」を確認しつつ、そうした学問的状態が戦後民主主義において果たしてきた機能と意義と問題点について確認し、政治学教育のより民主主義的なありかたについて構想できたことには政治学教育の実践的領域において意義があったと思われる。

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公開日: 2024-01-30  

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