1)公立病院の財務・非財務業績がその組織形態によって影響を受けるのではないかという問題意識から郵送調査を行った。その際、経営管理組織、内部環境およびマネジメントツールを利用しているか否かが財務・非財務業績に対して影響を及ぼしているかを明らかにした。すなわち、どの組織形態(地方公営企業法一部適用・全部適用、公務員型・非公務員型地方独立行政法人、指定管理者制度)の際に8つの要因のうちどれが医業費用収益率及び平均在院日数・病床稼働率に対してより影響力があるかを明らかにすることができた。同様な研究を、規模の違いを考慮して行った。 2)比較の意味で公立病院以外の病院に対して同様の分析を実施した。
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