研究課題/領域番号 |
16K03837
|
研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
前田 祐治 関西学院大学, 経営戦略研究科, 教授 (70456747)
|
研究分担者 |
上村 雅洋 和歌山大学, 経済学部, 教授 (00151837)
酒井 泰弘 滋賀大学, 経済学部, 名誉教授 (40093760)
曽根 秀一 静岡文化芸術大学, 文化政策学部, 講師 (70634575)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
キーワード | 近江商人 / リスク / リスク管理 / 保険 / リスクマネジャー |
研究実績の概要 |
平成28年度は、初年度でもあるため、インタビュー調査(Marsh社、DISCO社、綿半社)や研究会、打合せなど、今後に向けて確認を行いながら着実に研究を進めた。しかし、研究代表者の前田が体調不良のため年度後半は計画していたデータ収集の一部ができなかった。 研究内容に関しては、具体的には、逐次、何度も個別に意見交換を行うだけでなく、関西学院大学や和歌山大学において研究会や打ち合わせを行い、実績報告や今後の方針について意思統一もなされた。そのような中において、業績も着実に出している(査読付き論文2本、査読無し論文5本、一般報告2回、招待講演3回)。 現在、前田祐治(関西学院大学教授)と酒井泰弘(滋賀大学名誉教授)は、本研究テーマに沿って、近江商人の国際比較をはじめ、リスクと保険、不確実性の観点から研究を行い、その一部は業績として公刊済である。また、上村雅洋(和歌山大学教授)と曽根秀一(静岡文化芸術大学専任講師)は、近江商人の先行研究を追跡調査し、存続と衰退のフィールド調査及び検証を歴史的な視点で行っている。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
具体的には、逐次、何度も個別に意見交換を行うだけでなく、関西学院大学や和歌山大学において研究会や打ち合わせを行い、実績報告や今後の方針について意思統一もなされた。そのような中において、業績も着実に出した(査読付き論文2本、査読無し論文5本、一般報告2回、招待講演3回)。
|
今後の研究の推進方策 |
今後、前田祐治(関西学院大学教授)と酒井泰弘(滋賀大学名誉教授)は、本研究テーマに沿って、近江商人の国際比較をはじめ、リスクと保険、不確実性の観点から研究を行う。前田は体調不良で前年度後半にできなかったデータ収集を完了する計画である。 また、上村雅洋(和歌山大学教授)と曽根秀一(静岡文化芸術大学専任講師)は、近江商人の先行研究を追跡調査し、存続と衰退のフィールド調査及び検証を歴史的な視点で行う。これらの学際的な研究をまとめるべく情報交換を綿密にとり、近日中にもさらに論文公刊の予定である。
|
次年度使用額が生じた理由 |
代表者前田祐治の体調不良のため年度後半の9月以降のデータ収集が計画通りに行われなかった。
|
次年度使用額の使用計画 |
上記アクシデントに見舞われたが、2017年度は体調を取り戻し計画通りに研究を行う予定である。
|